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2011年7月30日 (土)

体質別医学会 7月

7月24日、平成23年度4回目の体質別医学会が、冷房なしの真夏日に開催されました。体質別医学会では、最初からエアコンは存在しません。節電のはしりですかね‥‥(○゚ε゚○)

前回に引き続いて、体質別健康法での体質の見方です。中滞性あらため陰寒性からです。

〈陰寒性体質〉

少陽病、ハ゛ァータ、風に例えられる。

・下半身が冷えて冷えのぼせ症。半表半裏。→季肋部の停滞をとって頭寒足熱にすると良い。小柴胡湯、半夏瀉心湯の症。なお、お腹の便秘が解消していないと、陽明病。(発汗しているのに解熱しない。熱源は便。)

cf 体力、気力、糞力といい、夜早く寝て、栄養をとると、便秘は解消される。子宮筋腫は、中医学では、瘀血であり、お通じをつけると治りやすい。

・甘い菓子(または果物)が大好物で皮膚がぷにゃぷにゃしている。               

        Na  K

生肉     1 : 6

果物     1 : 500 →K過剰になり、身体が冷える。→Naを離さない。

ちなみに、陽熱性体質の風邪は、太陽病の病位をとることが多く、葛根湯(頭痛、肩こり、汗は出ない→頚から上の症状)、麻黄湯(頭痛、発熱、手足の関節痛)の症。頚から上の症状は便秘も原因のひとつ。

・陰寒性体質の風邪は、腹部と脚の冷えを改善すると治りやすい。

・膝関節に水がたまる。伴漢方薬局では、不妊症の漢方薬でもある、当帰芍薬散をよく使います。補血活血の当帰、白芍、川芎と、利水(肺・脾胃・腎)の白朮・茯苓・沢瀉から構成されている。

冷えに対しては補陽剤(陽虚)、桂皮、乾姜を使う。気虚がひどくなると陽虚になる。

Q ビタミン剤で、膝関節を治すには?(Bさんに対して)

A 膝関節の正常な軟骨構成に欠かせないのが、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などのプロテオグリカン(糖蛋白)である。つまり、結合組織を生成するための材料として、蛋白質、ビタミンA、C、等は欠かせない。

ここで、朝一番に伴先生が話した臨床例。ある患者さん曰く、「骨棘ができやすい。膝が痛い」←甘い物、冷たいものの取り過ぎ。この患者さんに、セブンミネラル(身体に必要な微量元素)とマグネシウムリッチ(吸収される比率でのMgとCa剤)を服用してもらうと、痛みが取れたとのこと。ビタミン、ミネラルの効果はあなどるべからず!

・坂道や階段を上ると、すぐに息苦しくなる。

上半身が熱く、下半身が腎虚で冷えていると、心臓が働きすぎて、階段を上るとしんどい。下半身にゴマ油を塗ると良い。(アーユルウ゛ェーダ)ちなみに、少陽病(横膈膜から上は熱、下は冷えている)は発汗を禁ず。テキストP39

・大便の色は黄色に近く、においもさほど強くはない。→お腹が冷えている。

・ウサギの糞のようにコロコロとした大便が出る。→便秘していて腐敗し、熱やにおいがある状態。

・食欲が強い→腸壁に宿便がこびりついていて通過性が悪く、栄養が吸収できないので、食欲が増す。

〈BVMテストでの体質の見分け方〉

陽熱性はビワ、ツワブキが合います。

陰寒性は生姜が合い、塩が合いません。生姜も、塩も合うなら、陰衰性です。陰衰性は陽虚(気虚の二乗)と陰虚(血虚の二乗)と両方の病態があり、基本的に体液不足であり、温熱法は、ご法度です。しかし、肺線維症(単層扁平上皮を変える材料がない)のような、毒素排泄をしなければ治らない場合、陰衰性なら、陰寒性、陽熱性に引き上げる治療をします。10分程度の殆ど発汗させない治療だと、しんどくなく、安全です。

温熱マットの下は、2/3だけ温め、かぶせるマットは、お腹から下だけ温めます。

Q 体内に摂取された油性の化学薬品(食品添加物、農薬、環境ホルモン、医薬品etc)は全て便で排泄されるのか?

A カネミ油症の裁判で明確になったこと。油性の化学薬品は、全て便となって排泄されない。肝臓などの脂肪組織に蓄えられ、膵液、胆汁などで、腸に流れ、腸管循環を繰り返す。水溶性葉緑素(ササヘルス)のみが、腸管内で、油性化合物を捉えて、便として排泄する。または、皮膚組織の皮脂腺に化合物が溜まってきて、汗とともに排泄されるが、現代人は質の悪い油の取り過ぎで、毛穴が詰まって、排泄が妨げられている。

だから、温熱が欠かせないのですね!

この日の午前中のBさんの講義も、いつもにまして、大変有意義でした。炭水化物抜きのダイエットなど、いかに筋肉量を下げ、基礎代謝量を落としているかなどなど‥‥Bさんの希望により、企業秘密のためブログにはUPしません!DVDをご覧下さい!8月の体質別はお休みです!9月の末には猛暑も去ってるといいのですが‥‥(* ̄ー ̄*)    

   

 

 

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