« 体質別医学会 5月 | トップページ | 体質別医学会 7月 »

2011年7月11日 (月)

体質別医学会 6月

6月26日、体質別医学会6月が行われました。突然の猛暑への突入による夏ばて気味であったのと、余暇が不足していまして、3週間遅れてのレポートとなります。(。・w・。 )

午前中は、先月に引き続きまして、正しい健康情報だけを提供することをお仕事となさっているBさんの講義でした。

<サプリメントについて>

サプリメントとは、主に3つの目的のために摂取するものである。すなわち、生きることに必要、身体の内で作れない、食事では足りない。

例えば、飲むヒアルロン酸。ヒアルロン酸は、人間の結合組織、皮膚、軟骨、滑液に存在します。特に、正常な関節の動きには、関節液に高濃度のヒアルロン酸が含まれていることが条件とされます。

ヒアルロン酸は、グルクロン酸とN-アセチルーD-グルコサミンがβー1、3結合したものがそれぞれβー1、4ー高分子結合したムコ多糖です。

糖質は消化酵素によって分解され、小腸から単糖類、主として六炭糖(グルコース、フルクトース、マンノース、ガラクトース)となって吸収されるので、ムコ多糖のような大きな分子量の物質がそのまま吸収されることは有り得ません。

しかし、人間を含めて、このβ結合を切る酵素を持っている生物は存在しないのです。また、N-アセチルーD-グルコサミンの2位に結合しているN-アセチル基からアンモニア(NH3)が生成され、肝臓で処理しなけらばいけない=肝臓に余分な負担をかける可能性が増加します。

というわけで、人間にとって何が本当に必要か?となると、

酸素、水、ビタミン(ビタミンKを除く12種類)、ミネラル(24種類あるがそのうち食事でとる必要なものは9種類)、炭水化物(主にブドウ糖)、脂肪(主にリノール酸)、蛋白質(アミノ酸9種類)

Bさんは、蛋白質が重要な栄養素であることから、蛋白質をより効率良く摂取するために、動物性蛋白質(牛肉、豚肉、鶏肉など)を食べることを、推奨しています。

しかし、体質別医学の従来の立場としては、動物性食品は、植物性食品より重金属、環境ホルモン、抗生物質、農薬などの化学薬品の汚染が多く、また腸内環境を悪化して免疫力を弱めることから、特に癌や難治性の疾患の人には、できるだけ植物性蛋白質を中心とする食事の改善が、完治には欠かせないとしています。

事実、大腸癌の増加に関しては、肉類、乳製品の摂取の増加と一致すると、医学会も認めています。(体質別では、全ての癌疾患、難病に関係するという立場です。ただ、難病ではない陰衰性の人は、魚介類や卵などの陽性食品を取るように推奨しています。)

Bさんとは、しばし肉食の是非について、軽く論争となりました。Bさん自身も、肉食は腸内環境にとって若干良くないと、認めています。だから、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖を摂取しながら、肉食を推奨されました。オリゴ糖を摂取していれば、宿便もなく、腸内環境を良く保ち、全く問題ないという考えです。

しばらく論争が続きましたが、いずれにせよ、体質別会員が圧倒的多数ですので、紳士的に集束しました。いろいろ意見はありますが、癌や難病を含め、患者さんが治る臨床体験を通して、自分で判断するしかないですね。

その他、草食動物で有名な牛は、大量の草を食べるが、4つある胃の3つの胃の中で、食べた草の中、たくさんの細菌を飼っていて、乳酸、絡酸を作っている(後腸発酵)という話。エスキモーの話など盛りだくさんでした。詳しくはDVD をご覧下さい。

〈スライド実習〉

午後から、スライドでいくつかの疾患の人の皮膚を見ました。正常な皮膚の状態とは、光っていない、肌めが細かい、毛の根元が着色していない状態です。

汗腺は、人間の立派な排泄組織で、重金属やダイオキシンなどの油に溶ける化学物質は皮脂腺に集まり、皮脂と汗が混じって排泄されます。しかし、質の悪い油(酸化油)を取ると皮脂腺で、更に酸化して着色してきます。そして最終的に毛穴を詰まらせてしまいます。

皮膚は内臓の鏡。皮膚にできものがでている人は腸内にポリープなどができていたりします。

・アトピー性皮膚炎

肌めがつぶれている。光ってくる。着色してくる。毛がうずもれてくる。体毛が少なくなる。汗がでにくくなる。→「暑い暑い!」

・血腫、ホクロ→肝臓が悪い。または、便秘している。

・強皮症←子供の時、インスタントラーメン、大人になってトロばかり食べていた。

・肺線維症

最近、九州から肺線維症の患者さんが治療に訪れています。肺線維症とは、簡単に言うと、肺の細胞が新陳代謝しなくなって線維化し、酸素と二酸化炭素の交換という大切な働きができなくなり、呼吸ができなくなる=生きてはいけなくなる病気です。西洋医学では治療法がなく、この患者さんは、医師から治らないと診断されました。

この患者さんの娘さんが、1ヶ月もかけてインターネットで検索し、ようやく伴東洋治療院の肺線維症臨床例を探しあて、わらにもすがる思いで家族で来院されました。インターネットのHPで、肺線維症の完治例をレントゲン写真付きで公開している治療院は他にはなかったそうです。(検索で上位にあがるシステムなんてつけてないからねぇ‥‥)

この患者さんのレントゲン写真を伴先生が見て、かつて完治した人より軽症なので、「体質別医学の治療法で、絶対に治る!」と断言しました。執念で探しだした娘さんは、さぞ喜んだことでしょう。

〈アーユルウ゜ェーダの脈診〉

体質別の陽熱性と、ピッタが対応する。ピッタは、カエルのような脈。火。食欲旺盛で食べ過ぎて体をこわす。生野菜が良い。

陰寒性とウ゜ァータが対応する。ウ゜ァータは蛇のような脈。下半身が冷え、上半身は熱がこもる。

陰衰性とカパが対応する。カパは白鳥のような脈。細。ぽちゃぽちゃと女性らしい体。発散不足。お腹温めて肩を発散させると楽になる。

六部定位脈診でいうところの寸関尺の位置とはずれる。尺中に示指をあて、中指、薬指と順にあてる。示指がウ゜ァータ、中指がピッタ、薬指がカパをあらわす。

・風邪をひくとき

例えば、インフルエンザに罹患したとき、ウイルスと戦うために免疫力を上げる=発熱する。そのとき、いたずらに解熱剤を服用するとインフルエンザ脳症にかかるというデータが、日本と台湾で圧倒的に多いという怖い話。

Bさんは、子供が熱を出しても、40℃をこえたら解熱剤を半分あたえるくらいで、ぎりぎりまで薬を服用させないそうです。

そういうとき、頭には豆腐湿布、胸にはキャベツ湿布が有効と紹介されました。また子供は便秘すると熱を出すので、浣腸してお通じを出すのも有効。口から冷たいものを飲ませる。etc

板藍根は、細菌、ウイルスの風邪には効果あり。腎虚、寝不足の風邪には効きません。(どうりで、私の2月の風邪には効かなかったのか!)

その他、不妊症にはビタミンE、Cが良い。日本酒、ワインや、蒸留酒、ウイスキー、焼酎、ビールの違い。砂漠地帯に住む人は冷たい物は飲まない。など、体質別健康法での体質の見分け方に沿っての説明が続きました。もう、まとめるの限界!ヽ(*≧ε≦*)φ

・子宮内膜症

鼠頚部の痛みがでていること多し。活血化瘀剤で、痛みは減少する。股関節は脾を意味し、原因は胃腸か、骨盤内臓を疑うべし。

3週間遅れのレポートを終わります。やれやれ、もう2周間で7月の体質別です。(◎´∀`)ノ

« 体質別医学会 5月 | トップページ | 体質別医学会 7月 »

心と体」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/554898/52177274

この記事へのトラックバック一覧です: 体質別医学会 6月:

« 体質別医学会 5月 | トップページ | 体質別医学会 7月 »

無料ブログはココログ