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2011年10月24日 (月)

体質別医学会 10月

昨日、10月23日に、平成23年度6回目の体質別医学会が開催されました。

始めに、伴先生はある臨床例を紹介されました。

(臨床例1)

49歳の男性Aさん。昨年ネフローゼと診断される。担当医からは、入院してステロイドの点滴靜注をするしか治療法がなく、しないと大変なことになると宣告された。Aさんは、医療関係者で、ステロイドの点滴による副作用を認識されていたので、ステロイド治療を拒否し、以後、伴東洋治療院に通っている。

薬剤師のヤナガワ先生曰く、ステロイドは一日にごく微量しか分泌されないホルモンで、点滴で大量に靜注されると、もともと体内で分泌する器官の副腎が、紙のようにペラペラになり、一生ステロイドから離脱できなくなるのは医学的常識である。

Aさんは、空亡 申酉 支合 辰巳 もともと腸が弱い。桂枝加芍薬湯に枸枯子、芡実を加えた漢方薬がよく合う。暫く仕事を休んで治療に専念するように勤めた。

検査値 蓄尿中の蛋白は、治療開始時8g→5g→2g、血槳アルブミン2.1→2.5→3 (正常値4) 尿中蛋白(ウロペーパー)+4→+2 と徐々に正常値に回復された。

担当医は、漢方薬と鍼灸治療を受けていることをAさんから聞いてはいないと思われる。ステロイドを点滴せずに治っていくAさんに、「ありえないことだ!」と言った。

このAさんの臨床例に関しては、Aさん自身がステロイドでは治らないことを認識されていたこと、伴先生が絶対治ると信じていたことが、Aさんの回復に結びついたと説明され、そこから、「聖なる治療法則」についてのお話が始まりました。

(聖なる治療法則)

(臨床例2)

42歳の男性Bさん。医療機関で耳の近くに皮膚癌が見つかる。担当医は体内にも癌があるはずと言われ、身体中検査されるが発見されず。体内にはみつからなかったのにも関わらず、「絶対あるはず!」と、5回の3クール、2ヶ月間にわたって抗癌剤を投与される。3ヶ月後、身体中に癌細胞が発見され、しかもステージ4の末期と診断される。

抗癌剤は、細胞毒なので正常細胞も、癌細胞も攻撃します。細胞が死滅すれば、必ず組織は再生されます。DNA→RNAと複製されるとき、間違いが発生します。1日1兆個の細胞生成のうち、100万個は正常細胞でないものが発生し、1日5000個は癌細胞が発生するといわれています。通常、ナチュラルキラー細胞がこの癌細胞の増殖を阻止しています。腸内環境の悪化などが続くとこのNK細胞の活性が落ち、癌細胞の増殖を許してしまいますが、癌細胞が1cmに成長するのに、10年かかると言われています。

体内には癌細胞が無かった状態から、数ヶ月で3cmの癌ならびに全身に癌が発見されたとは、一体どういうことでしょうか?Bさんは、抗癌剤が最強の発癌剤であることを、伴先生から提言され、にわかには信じ難かったことでしょう。相談のみで、治療は受けられませんでした。

相談から2周間も経たないうちに、Bさんは伴東洋治療院に治療に通うようになりました。しかし、腹水、足の腫れ、肝臓の腫れ、痩せて背骨が極度に浮き出ているまでに悪化した状態です。食べると吐くとの訴えで、もう自分は駄目なのかと、気力も萎えてきてらっしゃいます。

そういうBさんをみて、伴先生まで、一瞬回復の希望を見失いそうになったのです。しかし、ここで、伴先生は港先生(癌治療の恩師)の言葉を思いだされました。

「癌患者は、治らないと不安に思っているし、医師も治らないと思っている。この状況で癌がなおるはずがない!」

ドーリル博士の「療法の真義」という著書には、形而上学的治療とあります。

東洋医学でいう精気神というものを東洋的霊学に言い換えると精は物質肉体。気は幽体(見える)。神は霊体と霊魂(見えない・人間の一番中心)。

患者自身が、病気そのものを面白くないと見ていたら治らない。治療家も、この病気しか治せないと思ったら、それしか治せない。病気をはずした状態をイメージできる治療家と患者でなければいけない。

汝の信じるが如き汝になるなり

病気を治そうとアクセクするより、与えられた状態に感謝するほうが、よほど治り易い。ここから、聖なる治療法則が生まれます。

一般に治療は、現れている症状を取り除くことのように思われる節がある。しかし、これでは複数の症状のある患者を治療する場合、症状に振り回され、挙句の果てにはドーゼ過多となり、無益な負担をかけることになる。

太古の昔、生物が発生した瞬間、病気が存在したであろうか。初めての人間が誕生した時、はたして病んでいただろうか。

人間は最初は心身ともに健康であったのである。時代が進む過程で本来の姿から逸脱し、種々の病が発生した。本来の人間の正常な状態に戻す=治って当たり前である。  以上体質別テキスト(はじめに)より抜粋

病気が発生する前、宇宙創世のときから、神の目からみることである。神の考えは積極・発展であり、否定はサタンの考えである。神の目からみたら、この世は天国、一時の苦は、こうなりたい自分に課題を与えられているのである。神の目から見れないのは、魂=玉に傷があってサタンに捕まれているから。神霊が止まって霊止(ヒト)となる。神の光が止まった状態が魂=玉である。玉は水晶玉のようにツルツルであるとサタンには捕まらない。「赤子の心にかえれ」「赤子の心とは傷のない水晶玉である」出口王仁三郎聖師

神が創った世の中よ 神が関せぬはずはない 良きも悪しきも人の目ぞ 神の目からは別物ぞ

神の目から見直して 神の仕組みを悟りなば この世はこのまま天国ぞ 魂の研きによりかけて 磨け磨け一切にこだわりなくなるその日まで 心に花が開くまで すべてに感謝ができるまで ああかんながらかんながら たまちはへませましませよ~。(* ̄ー ̄*)

〈便秘・遅便の対処〉

食事内容によって便の状態は変わります。菜食では、便は紙粘土様であり、肉食(蛋白質+脂肪)が加わると、油粘土様になり、腸内での停滞が長いと水分が抜けてカチカチ便になります。

伴東洋治療院では、椎間板ヘルニアの患者さんを多数完治させましたが、この腰椎ヘルニアの圧倒的原因は、便秘です。

夜更かしすると右大腰筋が緩み、甘い物、冷たい者の飲食で左大腰筋が緩みます。大腰筋の適切なトーンが腰椎の前弯に関係しています。便秘するとますます腰椎は後弯し、腰筋は硬くなり、腰椎の可動性は失われます。腰椎は構造上、前部が厚いので、前弯していてこそ椎間板に平均して圧力がかかりますが、腰椎が真っ直ぐ→後弯してくると圧力がかかりすぎて飛び出してしまうのです。飛び出した椎間板が脊髄神経を圧迫して痛みを引き起こします。便秘を治し、腰椎の前弯を戻し、ヘルニアテクニックで椎間板を椎骨間に戻すと、痛みは消失します。

伴先生の臨床経験では、お臍のあたりまでS字上結腸がきていて、ちょうど臍の左下、左大巨が瘀血点となっているとのことです。

(必要に応じて使う通便食品)

・パパイヤ酵素

腸内での脂肪分解、蛋白分解を行います。30~60cc飲んだあと、胃から小腸に早く促すために左手を挙げてもらい、その後右を下にして2分くらい寝てもらったあと、お腹を按腹します。カチカチのお腹が随分柔かくなります。そして、腎虚や、ヘルニアの場合は、臍の左右、滑肉門、天枢、大巨あたりを指で指圧(グリグリ)します。

・フラクトオリゴ糖

過去に抗生物質(医薬品、養殖魚、養豚、養鶏などの畜産品)をとっていた人で、腸内菌が減少している人が合いやすいです。また便秘していると腹部に熱があるので、冷たい物を過多に取ってしまいます。それで冷えていたらパパイヤ酵素は合わないので、オリゴ糖が合います。

・ビタミンCは、大量に飲むと大腸の蠕動運動を高め、お通じがでます。

・その他、ゲンノショウコ、ハブ茶、ビンロウジ、大腹皮などの生薬を組み合わせると、通便、整腸作用を促します。

(便秘の強い人の症状)

・首から上に症状→「首から上の薬」という商品が存在します。大黄(下剤)が入った丸錠です。季肋部より下が冷え、上が熱いような冷えのぼせがきついと呉茱萸湯が合います。

例‥‥頭痛、脳内充血、のぼせ、鼻詰まり、眼の症状、耳鳴り(腎虚からの耳鳴りは温清飲が合います)歯痛、頭のふけ、顔のニキビ。

便秘がない人は、冷たいものを飲んだり、身体が冷えると腹痛をおこしますが頭の症状はでません。

・肩こり

右肩こり→下行結腸での便の停滞

左肩こり→小腸・上行結腸での便の停滞

例えば右の弾発指では、対側の左の肩がこっています。つまり、上行結腸での便の停滞をとると治ります。東洋はり医学会のナソ治療では、対側の首の付け根あたりで、正中線側から、親指、示指、中指‥‥と対応して治療点とします。長野式では帯脈を使いますが、これも便秘の治療にもなってますね!(帯脈は冷え)

・腰痛

右腰痛→下行結腸  左腰痛→上行結腸  逆に出る。

 左支正は小腸の経穴で腰痛を一穴だけで治すときに使います。

・膝痛・大腿痛

前面右側→上行結腸   前面左側→下行結腸

その他、胃が弱っている。股関節の痛みは脾虚からもくる。右膝が痛いのは、寝不足、胃が悪い。左膝の痛みは甘い物、冷たい物の飲食。膝の前面の治療は、子午治療で、反対側の内関を使います。

・膝窩の痛み

右膝窩→下行結腸  左膝窩→上行結腸  

その他腎虚でなることが多いので、その場合京門が効く。

・肝臓の硬さ‥‥解毒のために負担がかかる。

・虫垂炎

日頃から、盲腸、上行結腸下部に便の停滞がある人が、極度に疲労したときなりやすい。

牛蒡(消炎、収斂作用)の卸汁、ぐい飲み(25~30ccくらい)を、1日3杯×3日続ける。効果は実証済み。伴先生のお父様は、手術なしで治りました。治療穴は、温溜、蘭尾穴あたりかな。

・婦人科疾患

子宮の上下左右は腸に囲まれているので、ウンコで圧迫されたらヒステtリーになるそうです。おおこわ!    (≧m≦)

生理不順、出産異常など。流産、死産、中絶が、さらに腸の動きを妨げます。

・自律神経の失調

精神緊張によって、腸の動きが妨げられる。

このあと、今年最後のビタミン講義が行われ、勉強会は終了しました。今月も盛りだくさんで深い話でしたね。(o^-^o)

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