心と体

2012年4月 5日 (木)

体質別医学会 2月 その2

〈食物の陰陽〉

食物の陰陽‥‥‥‥形而下 エネルギー発散前 働く前

東洋医学の陰陽‥‥形而上 エネルギー発生中 働いてるとき

食物の陰陽は、形、生育環境、調理法によって決まる。テキスト87頁の形による分類、図を見て、具体的にどんな食物があてはまるか、例をあげて説明されました。それは省略します。(。・w・。 )

Q,人の体を後ろから診たとき、左腎は少し上、右腎は少し下に位置している。何故か?

N先生曰く、「解剖学の先生から、右腎は肝臓に押されてるからと教わりました。」
西洋医学の観点からの答えですね。

漢方では、左腎水、右腎は命門の火です。左を火足り、右を右極とも言いますが、これから左の火を指しているのは、心臓のことでしょう。左は腎臓と心臓で水火既済と言います。左の心臓がメインバーナーで、右腎が種火です。左の腎臓は陰=軽い、右の腎臓は陽=重いから左腎のほうが右腎より上の位置にあると考えられます。

体の判断をするときによく使うことで
左半身に症状が出る人、または右半身に症状が出る人があります。

口から冷たい物を摂ると左右両方冷えます。
右側‥‥陽+陰=±0
左側‥‥陰+陰=-2 → 極端な陰になり、機能しない。 → 左半身の症状

カロリーの塊:肉ばかり食べる
右側‥‥陽+陽=+2 → 極端な陽になり、機能しない。 → 右半身の症状
左側‥‥陰+陽=±0

Q,H先生の質問「ビールばかり飲んでいて右足が痛い患者がいるが‥‥」

A,ビールをたくさん飲める人は便秘している。上行結腸で便秘していたら右側の下肢に行く動脈が圧迫されて、下肢痛になる。肉の食べすぎで右半身に症状が出てる場合は、下肢だけでなく、首から肩から背中から全て右半身が硬くなる。

もうひとつの観点
血の問題は、左に出ます。右は火=気の問題、さらに寝不足は右に出ます。

右側の滑肉門、天枢、大巨に痛みがでるのは、寝不足。
左側の滑肉門、天枢、大巨に痛みがでるのは、甘い物、冷たい物の摂りすぎ。

左は水‥‥血液、水が少ない、汚れている。血に問題あると左にでる。
左の脈が細い、弱い人は、何をおいても、補血の漢方薬が処方される。
    ↓
  八珍湯=四物湯‥当帰・芍薬:補血
              川芎:下腹部の気の停滞を取る
         +   地黄:滋陰

        四君子湯‥人参:補気、胃の働きを良くする
               白朮・茯苓:胃腸の水分の停滞を取る
               炙甘草
               (大棗は脾に効くが入ってません)
          +
        さらに、黄耆:補気
             桂皮:補陽剤 を足すと 十全大補湯になります。

ビタミン剤で言うと、赤血球の材料のプロテイン(蛋白質)
            ビタミンA 肝臓からの鉄の運び屋
            ビタミンB 骨髄で赤血球を作るのに必要

八ツ目製薬の営業の方曰く、白内障になっても、ビタミンAを充分取っていると取っていないより、随分見えやすいそうです。

基本的に、気だけでは、治療は無理なケースが多いです。治すには、物質、食べ物を必要とします。食べ物を体の中で利用させるには、酵素が必要で、酵素を働かせるには、補酵素=ビタミンが必須です。

〈症例〉
歯科医Aさんのネフローゼが完治しました!
約1年前、ネフローゼと診断されたAさんは、病院の主治医に、ステロイド大量投与と半年間の入院を強く勧められる。しかし、Aさん及びAさんの奥さんは、色々調べて、ステロイド治療の結果がかんばしくないこと、ステロイドから離脱不可能→長期投与による副作用の数々、感染症による死亡の危険、遅かれ早かれ腎透析じゃないか!と、ステロイド治療を拒否。伴東洋治療院での治療を選択されました。

始めの2ヶ月間、漢方薬とビタミン剤による治療で良くなってきました。良くなってくると、まじめなAさんは、歯科医の仕事を開始しました。ネフローゼを治すには、絶対的な休養が基本です。1ヶ月間仕事をして、Aさんの病状は悪化しました。また、2ヶ月間、漢方薬とビタミン剤の治療を受けて休みました。2ヵ月後、病状が好転したAさんは、また仕事を再開しました。しかし、今度は半日だけ、午前中だけ働きました。2周間に一度、漢方薬を合わす治療に通い続けました。
1年近く経って、尿蛋白はマイナスになりました。
主治医は、どうやって治ったのか一切聞きません。「たまには、自然治癒することもある!」と言ったそうです‥‥ヽ(*≧ε≦*)φ

Aさんの命式
年:壬寅、月:丙午、日:壬午、  空亡:申酉、支合:巳辰 
時間がわからないので、三つで検討してみる。
自分=壬はふたつあるが、支に水がない。→根っこが弱い。丙は天干に一つだが、月齢を得ているうえ、年支、月支、日支三つ全てに火があり、根っこが強い。腎はまぁまぁ強いが、木と火でエネルギーを抜かれる。この場合、腎=水とその親=金を補う。金、水が喜神となる。
Aさんが疲れてくると、申=大腸、酉=肺にくる。もっと疲れると、巳=心又は小腸、辰=胃にくる。Aさんは無理すると胃腸が弱る。命式からは、腎虚になりやすい。

腎虚を補うには二通りある。

・六味地黄丸などの地黄丸系統:中味を見ると肝腎を補う処方→肝虚を補う。

・桂枝湯:肺腎を補う→腎虚を補う。
腎虚の人は下半身が虚している。下半身にエネルギーを持っていくには芍薬を多くする。→桂枝加芍薬湯(一般に胃腸の薬)これに膠飴(麦芽糖)を足すと
      ↓
    小建中湯:色白で胃腸の弱い子に効く。潰瘍性大腸炎、クローン病に効く。

参考:一般に胃腸が弱いと補中益気湯や茯苓飲を使う。

 色白で胃腸が弱い人、空亡が申酉である場合が多い。しかも、疲れてくると「~でないと駄目!」と、融通が利かない。肺は粛降作用(ぎゅっと締めて下に降ろす)。肩が凝る。息が浅くなり、胸の筋肉が堅くなる。胃腸が弱い。肺の循環を良くするには桂枝湯、さらに腸に血液を流してやるには桂枝加芍薬湯、これに膠飴を足すとお腹の弱い虚弱児に適用される小建中湯となる。
申酉の人は、桂枝加芍薬湯か小建中湯が基本となる。
これを飲んでも、京門などに反応があれば、地黄は消化不良で使えないから、芡実、枸杞子を足す。Aさんは気を使い過ぎるので、厚朴(神経質、喉が詰まる→梅核気)。それでもみぞおちのつかえがとれないときは、半夏を足す。→下半身まで通る。肺は気を司る。腎は納気を司る。芡実、枸杞子でエネルギーを中へ引き込む。

腎虚でも金水を補う人には、桂枝加芍薬湯となるわけです。胃腸が弱い人には、地黄丸系統は使えません。これがわかったのは四柱推命のおかげです。

〈症例〉
伴先生の命式では
空亡:寅卯→胆と肝、支合:亥戌→左腎又は右腎と胃。
この場合は、肝腎の虚なので、六味地黄丸か八味地黄丸、+人参(胃が弱ったとき)+半夏(胃が弱ってさらに通過障害)。これで、空亡も支合もカバーできる。

空亡が寅卯の人は、よほど疲れているときは支合:亥戌→命門、左又は右京門、志室、腎兪、中脘。ちょっと疲れているときは空亡:寅卯→期門、日月、外関によく出ている。ちょっと疲れたら季肋部が停滞してイライラするわけ。

一般の漢方処方では、蔵象論が主体で、腎虚の場合に桂枝加芍薬湯なんて使わないでしょう。しかし、ここでは、経絡治療出身なので、問診では腎臓の症状であっても、ツボの反応から経絡を診たら肺の症状がすごく出ていることがあります。そして、個々の漢方薬が何処に効くか、帰経を診て、漢方薬を合わしています。腎虚といっても、肺が吸った息を腎に持っていけない腎虚と、腎臓という倉庫がつぶれていて肝臓という工場に持っていけない腎虚があります。腎虚で肺を補うことは、難経69難で鍼灸師には当たり前のことです。漢方薬の処方と鍼灸治療は、同根。漢方薬の処方には、東洋医学の知識が欠かせません。帰経での処方が、効果のないものという意見もあります。しかし、四柱推命での知識も利用すると、帰経で合わすと、見事に漢方薬がばっちり合います。

手前味噌になりますが、これほど漢方薬をきっちり合わすから、ネフローゼのような西洋医学でも難しい病気が完治するのでしょうね。漢方薬ってすごい!

4月からは、新たに体質別経絡治療が始まります。
伴先生は、今、ひとつひとつの生薬がどのツボに匹敵するか、日々の治療で検証しています。ある漢方薬が合う患者さんは、治療穴が決まり、その効果が非常に高いのです。
鍼灸院では、漢方薬は処方できませんが、漢方薬のテスターを診断に使うことはできます。4月からは、順番に、漢方薬の処方配穴を明らかにしていきます。なお、ブログでは公開しませんので、DVD通信にてご覧くださいませ!
体質別医学会通信会員のお申し込みは、FAXか電話にて随時受け付けています。伴東洋治療院を検索すると、HPにアクセスできますのでご覧ください。(o^-^o)

 

 

       

体質別医学会 2月 その1

2012年(平成24年)2月26日、平成23年度10回目の体質別医学会が開催されました。
今回で23年度の体質別医学会、体質別健康法概論の年度は終了しました。4月からは、新たに、体質別経絡治療の年度が始まります。

〈何故、神は悪を創ったのか?〉

水曜日の拝読会の参加者で真言宗の僧侶、Tさんの質問に対して、伴先生が2時間かけて導きだした答えを話されました。

「神は全知全能だと言われている。この世の全ての人々を幸せにしたいなら、善しかしない人のみ創ればいいのに、何故悪をする人を創ったのか?」

例えば、競争馬は、ひたすら前に走らせるために、横を見せない器具を装着して前方しかみせません。

しかし前しか見れない人間は奴隷です。神は愛のかたまり。愛する我が子には、360度見れる自由意志を与えてくださいました。そのため、人間は間違うと、悪を使って没落するかも知れません。落ちるだけ落ちて、あとは自分で這い上がって来いなんて、神は気楽だと思いませんか?
すねた子供が親に向かって、「なんで、俺を産んだんや!」と反抗したくなります。

Tさんは、家の世襲ではなく、自分で仏教の勉強をして、様々な苦難を乗り越えて、真言宗の僧侶になった経験から、人が悩んでいることも、自分で解決策を見つけることができるようになりました。その経験から、習っていないことを乗り越えようとする人、できないことをできるように一生懸命努力する人のほうが偉いではないですか?とも発言されました。

伴先生は、答えるにあたって、まず、32歳の時、1月1日から4月10日までの100日間、滝行に行った話をしました。滝行に行ったある日、蟻の交尾を見て、気づいたそうです。全てのものは完成しようとしていると!
雄=陽=火:、雌=陰=水:、ふたつ合わせてかみ → 完成すると生命を生み出す。岩は上流から下流に流れ、丸くなっていく。めしべにおしべの花粉が付いて実ができる。動物、昆虫、植物、岩全てが完成しようとしている。

コップが人だとします。コップに水が入っていて上まで一杯になる(足らずがない)が完成状態です。少ししか水が入ってないと、いずれ枯れてしまいます。足らない人は、いつも足りず、愛を入れて欲しいと要求します。
ある人には、コップの下が水源とつながっていて、いくらでも水が流れ込み、コップの上から愛の泉があふれ出ています。その近くにある別のコップにもあふれ出た水が流れ込みます。信仰心の強い人は、他人のために何かをするのが美徳だとされますが、無理をするとしんどいことになります。水源から愛の泉が流れでている人は、自然に近くの人に愛が注がれるのです。

ここで、私はある詩を思いだしました。素敵な詩です。

「おおそうだ、愛は無限だ。

ひとにやさしい言葉をあたえるために、わたしの言葉は貧弱にはならない。

ひとに好意をよせるために、わたしの好意は減るものではない。

たがいに争い、たがいに憎み、たがいに恨み合っていて、

この世が、いつのときか平和になろう。」
                   『生きがいの探求』出口日出麿著より

人は、神さまが全知全能だと思っていますが、認識が違っていると思います。神は霊=火である、体=水がない。霊だけでは完成ではないのです。体をもたないと、物質を動かせません。人が生まれてきた理由は、自己完成にあり、自己完成することは、地上天国化につながるのです。

聖書に、『神は(天地を創造して)7日目に全てを見て「良し!」とされた。』との記述があります。はたして、今の地球を見て、「良し!」と言えるのでしょうか?
地球のあちらこちらで、戦争している。一秒に何人かは、餓死者がでているのが現実です。

霊界物語には、現界の人のいろいろな失敗が描かれています。お金、酒、性欲、等など‥‥世の中の出来事全てが霊界物語の一説に描かれています。今、宇宙を完成していく過程であり、人間は皆、神として宇宙完成に貢献している途中であると。ただ、ほとんどの人が、そのことを自覚していません。普通の人は体主霊従です。物質的な欲求に従って生きています。

人間は、幸せになるために生きていると言います。多くの人はお金があったら幸せになれると言います。しかし金庫でお金に囲まれてずっと一生過ごしたいという人はいないでしょう。自分の欲求を満足させるための手段として、お金が欲しいだけです。人間の性質は足らずを補って完成したいという根源的な欲求があるのです。

人間は食べるために、様々な欲求を満たすために、生まれてきたのでしょうか?
いいえ、人間は、神にできない仕事をするために生まれてきたのです。地球→宇宙を完成するためには、緑の大地にするためには人の手入れが必要です。細かな仕事は霊だけの神にはできません。霊主体従でなければ完成できません。

悪という考え方自体が違っています。
パソコンは便利で素晴らしい器械ですが、インターネットで悪いサイトにもつながります。
包丁は、料理をするための道具ですが、人を傷つける道具にもなります。
使い方、考え方自体に悪が存在しています。

肉体をもたない世界に創造神がいて、12天使を創りました。このうちの天使長ルシファがサタンになり、創造神にはむかいだしました。ルシファが悪になってしまったときとは、自分が神に創ってもらったことを忘れて、自分が神より偉いと思ったときでした。

生きている人は全て、光、空気、食物、水、大地を与えられて生きています。肉体を自分で作った人、買った人はいません。

学問を修めて教授になった人は、99.99%は、昔の人が作った知識を覚えただけです。自分より知識の乏しい人を見下し、馬鹿にするのは、自分が与えられているという事実を忘れて傲慢になっています。
数をさばくために一人の患者を5分も診察していない病院は、人を治すためではなく、病院を経営する(高額な給料を得るため)に存在しています。

「自分は与えられている、創られた存在」ということを忘れた瞬間、人は傲慢になったり、自身をなくして自己否定に落ち入ったりします。
人は宇宙完成のために使われた神の子です。
ほとんどの人はこの人生の目的を失っています。いくら勉強しても、社会的に成功しても、宇宙の真理のために生きてゆかなければ完成されません。

神は、悪を創ったのではないのです。神は天使や人を善として創ったのです。生かされていることを忘れると人は思い上がってしまい、悪になる危険を犯します。人が認識間違いをしているのです。

真っ暗闇には、実践的な力はありません。ここには、光がないだけです。どんな極悪人も、光がないだけ、生かされているという認識がないだけです。

 

2012年3月31日 (土)

体質別医学会 1月

2012年1月22日、年が明けて平成24年になりましたが、平成23年度9回目の体質別医学会が開催されました。遅くなりましたが、4月からの新年度が始まる前までには、2月終了までの勉強会のご報告を完了すべく、頑張ります。(○゚ε゚○)

〈神と一体化する〉

前回は「ヨガの真義」より、集中、《一体になる》話をしました。治療でも、祈りでも、家族でも、相手と自分が対峙していると通じないのです。治療して身体の調子が悪くなるのは、患者さんから自分に悪い影響を受けています。逆に良い治療を施術した場合は、自分から良いものを与えています。お祈りでも、治療でも、一体化する方法を取れば良いのではないでしょうか?

お祈りでも、かなうものとかなわないものがあります。公的な幸せを願うお祈りはかないやすいです。

神=空を見上げているだけでは、対峙しています。対峙している自分をなくし、空の一部となり、=神の一部となります。自己否定ではなく、神様に染まって、自己をなくすのです。精神状態、心の持ち方です。そうすると、空のことがわかり、神様のことがわかります。

人の心にはふたつあります。想念と、認識者(魂=精霊)です。目を開けると、物質的想念になりやすいのです。神からきている認識者が想念と対話します。「我を生かす者よ!」と。空は確実に自分の中にある(酸素を吸っている)のに、認識できていないのです。

楽器では、天=笙(しょう)、人=竜笛(りゅうてき)、地=七力(ひちりき)です。雑音があると、内なる声(認識者の声)は聞こえません。物質的想念を捨てると、認識者の声が聞こえます。そうすると、いかに人を生かす神の働きが、地上界に降り注いでいるかがわかります。人は国津神になります。(天津神は宇宙におられ、国津神は地上におられる。‥‥大本教)日本の神道でも、八百万(やおよろず)の神が宇宙創造に携わっているとされます。一人一人が八百万の神の働きをしているのです。

「苦しいから助けて!」というヒステリー的絶叫の祈りは、地獄的で神様のレベル=波にのりにくいのです。天国は春の太陽なので、このレベルに上がるのは必然でしょう。

お金が欲しいときの祈り→「神の働きを表せるための経済にしたまえ。」

病気快癒のお祈り→「神の御子たる責務(つとめ)を尽くさしめ給え。」

ここで、平原綾香の『おひさま~大切なあなたへ』の歌詞とミュージックビデオが紹介されました。「私」を「神」に置き換えて詞を読むと、神と一体化になる極意が含まれていると。でも、平原綾香の歌詞に聖書からの引用の注釈をつけて読み解くなんて、ここだけでしょうね‥‥(≧∇≦)

〈陰陽十二定理〉

前回は、陰陽十二定理をわかりやすく説明した陰子ちゃんと陽子夫君の話を、テキスト70頁まで読みました。宇宙を貫く法則は、宇宙にも、自然にも、人間の身体にも共通している。神にあることは人間にあり、人間にあることは神にある、というお話でした。

人が宇宙をみたとき、自分がいろいろな思いを重ねてみるから、神は冷酷や!(地震や津波を起こし、人の命を奪う!)と思う。
神が冷酷という形容は無意味である。神(スの神=創造神)は、形がない。神は陰陽と同じで法則である。法則にのっとってお祈りすると神に通じる。

『しかし、鉄であろうが、たんぱく質であろうが、どんどん分解していくと全部水素になってしまうのです。もともと水素が大きく固まったり小さく固まったりして、全ての物質ができています。定理五、六。』テキスト72頁より。

唯神霊倍幸世(かむながらたまちはえませ):神の御心のままに霊が倍幸せになれ

定理五、六を読んで、伴先生は
「神は万物普遍の霊にして
人は天地経綸の主体なり
神人合一してここに無限の神徳を発揮す」
と、黒板に書かれました。

人間は地の物質と、天霊が合体した存在で、神と一体化することで無限の神徳、権力を発揮できるのです。
しかし、神様のことを勉強するのはいいのですが、それで全てわかったつもりでは間違います。最終的には、神は霊なので、直接、霊で感じるしかありません。神=宇宙全てを感じることは難しいのですが、より霊的にレベルが上がっていけたら、より広い神を感じることができるでしょう。

定理(五) 森羅万象は、あらゆる比例において陰陽を荷帯せる実有大極の、複雑にして無数なる微分子の集合体なり。

定理(六) 森羅万象は、単に種々なる程度の動的均衡を示す陰陽の集合体なり。

定理(七) 絶対的陰、もしくは絶対的陽なる事物は存在せず。

定理(八) 一物も中性なるものなし。必ず陰または陽に多寡あり。

定理(九) 森羅万象相互間の引力は、各対者間の異性(陰陽)量の差に比例す。

定理(十) 同名の性は、相排斥す。同性のニ物の排斥力は、その差に逆比例する。

定理(十一) 陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず。

定理(十二) 万物、その内奥に陽を荷帯し、外側に陰を荷帯す。
                                   桜沢如一『無双原理・易』より

陰陽の法則は宇宙=神の法則であり、人間の法則です。ゴンタな男性に優しい奥さん、優しいご主人に明るく快活な奥さんがベストカップルになるように、自分が陽なら、陰の人を選んでください。定理九、十

陰陽十二法則から、陰なり、陽なりに偏っていることを利用して、治療なり、お祈りなりに活用しましょう!(◎´∀`)ノ

例)五心煩熱→ 定理十二より、身体の中心(関元)が温かく、末梢は中心より温度が低いのが正常なのに、中心(関元)の熱が散らばってしまっている。関元を温めると治る。

陰陽十二定理を習うと、治療に使え、神様を理解するのに使えます。東洋医学は、自然を観察し、自然に根ざしたものなので、東洋医学を深めていくと、神というものを理解することができます。(* ̄ー ̄*)

2012年2月21日 (火)

体質別医学会 12月

年末年始と余暇がなくて、随分遅れてしまいました。(*≧m≦*)

2011年12月25日、平成23年度8回目の体質別医学会が開催されました。

前回、お祈りの仕方のお話から引き続いて、お祈りするときには神と一体になること、すなわち集中することが大切であるという話から始まりました。

〈ヨガの真義〉

東洋医学を志すものは、集中する、そのものになりきることが必須である。BVMテストを行うとき、他のことを考えていると間違う。脈を診ながら、自分と患者さんの間に気を流して患者になりきる。わからなければ、患者さんの両列缺に人差し指をあて、「気を入れよ!」。20%気を入れたら、120%になるから相手から20%かえってくる。いい精神状態で治療すると、自分も元気になる。

夢を思いだした。「大空になりたいな‥‥」  大空と自分は対立している。「大空になりたいな‥‥」  「ここらへんも大空のうち」  「大空に染まろう‥‥」  自分の身体が消えて空気色になった。  空の一部になっていた。

「人はいと小さき身なれど心は全宇宙に感応する。」聖師様

人は心で、認識するものと想念を分けてみれないといけない。想念と認識者(=自分)が一緒になっては駄目。想念は神の想念が一番レベルが高く、高級霊の想念、邪霊の想念、悪魔の想念の順にレベルが下がる。

感謝祈願詞(みやびのことば)「邂逅(わくらは)に過ちて枉津神(まがつかみ)のために汚し破らるることなく、‥‥」にあるように、

悪い言葉を言われたとき、それを想念として捉えず、認識者と一体化してしまうと邪霊に捕らわれる。想念は自分と一緒ではなく、外を流れているもの。それにつかまれてしまうと捕らわれる。

そもそも話術というものは、人を想念の大海に浸からせるもの。例:落語、政治家のスピーチ

認識者=人は地の元素から出来た肉体に神霊が宿ったもの。直日(なおひ)の霊。どんな人でも、想念の海に浸かっているだけで、神と同じである。

「地の塵を集めて人の形を創り、その鼻から神の息吹(火水=かみ)を吹き込んだ。すると霊止(ヒト)となった。」聖書

想念が入ってきて染められると抜け出すのが難しい。入りかけたときに普通はこっち側から手を出して引き込んでしまう。意識をはずせ!意識をはずすことは、神様と波長を合わすことであり、差取り(さとり)である。

伴先生は、一冊の書物を紹介されました。

『ヨガの真義』  M・ドーリル博士著 霞ヶ関書房 :M・ドーリル博士の教義は、霊界、心界、幽界、物界等のすべてを含む全宇宙にわたるものである。それは、無時間・無空間の創造の劫初から時間空間が無と消滅する現物質宇宙の終末、さらにはその後の新天地の新創造にまでも及ぶ広範囲かつ深遠なものであり、多元的形而上学とも呼ぶべきものである。←訳者はしがきより

聖白色大同胞団の大導師が行う白魔術の計画として、体系化された秘教的真義の書。

「ネガティブ(否定、悪)の想念に対してはどうするか。その答は、それを追い出そうとすることではなく、自分にネガティブ想念が入ってきたと思った瞬間に、自分の注意を別のものに転換し、何か良い想念を押し出しはじめる。その様に、善念を押しつけはじめると、悪念はその力を失っていくのである。だから、人が何かの考えを心の中に入って来させる理由なのである。そして来てしまってから心で「わたしはこのものが来たのはいやだ」と言うのである。しかし、人人はいつも、それと戦っているものだから、それが来て具体化するのである。だから、イエスが「悪に抗するな」と言われたのである。我々は悪に抗してはいけないのである。我々にはただ、注意と意識とを他の心的な活動に転換するだけでよいのである。これがバランス(均衡)の絶対法則なのである。

参加者の一人から、この世界は99,99%物質界であり、奪い合いの醜い世界だという指摘がありました。それに対して伴先生は、お釈迦様を殺しにきたアングリマーラという残虐な殺人者が、微動だにしない神格者のお釈迦様に出会って、改心し弟子になった話をしました。この世界のなかで、自分が何を受け入れているかで見方が違うのです。

このとき、私はある詞を思い出しました。

「笑いも悲しみも 広さも狭さも 美しさも醜さも すべて心の世界にある

心のせまい人の前にいれば 自分もまた狭い世界に 押入れられるのであり 心ゆたかな人の傍にいれば 自分もまた豊かな世界に 居住することになるのである 怒っている人とともにおれば 自分もまた怒りをおぼえ 笑っている人と隣りあわせば 自分もまた笑うのである」 『生きがいの探求』出口日出麿著

〈陰陽十二定理〉

古代中国において、易(陰陽を使いこなす学問)は帝王学であった。日本の古事記では、「スの大神」・「天之峯火夫之神」とか「天之御中主神」と呼ばれる一人神が、霊系祖神:高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)と体系祖神:神皇産霊大神(かむみむすびのおおかみ)という陰陽ニ柱の神に分かれ、宇宙や地球を創っていく話が書いてある。

ずーっと大昔、宇宙が誕生する前は、なにもなかった。これを「大虚空」という。そこに極微小のホチ(スの大神)が生まれた。現代の宇宙科学でも、これを1×10-23乗立方センチメートルの超高質量の世界といっている。これが、ビッグバーンによってどんどん球状に広がっていった。

定理(一)陰陽(以下、陰陽を陰極と陽極とするも可)を生ずるものは実有である。

定理(ニ)陰陽は、実有より不断に派生し、分極し、相関往来し、栄盛し、不断に実有に気入消滅する。

定理(三)陽は求心、圧縮の性を有し、陰は遠心、拡散の性を有し、おのおの、その性反対なり。

定理(四)陽は陰を、陰は陽を互いに牽引す。

定理(五)森羅万象は、あらゆる比例において陰陽を荷帯せる実有大極の、複雑にして無数なる微分子の集合体なり。

定理(六)森羅万象は、単に種々なる程度の動的均衡を示す陰陽の集合体なり。

以上桜沢如一先生の『無双原理・易』より。続きは次回。

講義では、ハップル宇宙望遠鏡がとらえた星の誕生の記事から、七千光年離れて「水素ガスとちり」から「星間ガス雲」を作り、恒星が生み出される現象に、天文学的な宇宙の広大さ、時間の長さが話題になりました。人間の一生など、ちり以下のものですが、人は永遠に集中することによって、全宇宙にも一体化することが出来る存在だと、締めくくられました。( ̄ー+ ̄)

2011年12月 7日 (水)

体質別医学会 11月

2011年11月27日、平成23年度7回目の体質別医学会が開催されました。

今回は前回の「聖なる治療法則」に引き続いて、「お祈りの仕方」です。イエス・キリストが、亡くなってから4日経った人をよみがえらせた祈りとは?‥‥

モンゴルの大本センター開設の時、地元の人々は訪問された大本の五代教主出口紅さまに、『ご褒美が欲しい、日照り続きなので雨を降らせてください!』とお願いされました。教主さまは、神言を3回唱えてご神水を流されました。3日後、洪水のように雨が降り、降り続いて2日後には、干上がっていたセンター前の川に水が流れました。

オカルト話ではありませんよ!本当の話です!(* ̄ー ̄*)

祈り方は桑原先生の禊の神事と同じです。人間の魂は、幸魂(さちみたま=肝=木)、荒魂(あらみたま=心=火)、和魂(にぎみたま=肺=金)、奇魂(くしみたま=腎=水)とそれぞれありますが、土台は直霊(なおひのみたま=脾=土)です。魂という肉体を取り、直霊(なおひ)になることが神に通じるのです。聖書にも、『神は霊にして、霊によって祈らなければならない』とあるように。

神の波長は次元が高く、人の波長は、愛に包まれている人ほど神に近づきます。物に執着する人、人をねたみ、そねみ、憎む人は地獄界に通じる波動です。光は物体には入れないが、透明なガラスには入れるように、自分の魂が光を通す透明な物にならないと、神の光は通れません。

正守護神(人格=神)、本守護神(真我=直霊)、副守護神(肉体保存)があります。本守護神で副守護神をおさえこんだら正守護神が降りてくるのです。この呪術に、白色聖魔術(カバラ)があります。

副守護神(我欲)を取るには、なかなかできません。下から神様を見ているばかりでは、お金、物、ねたみの意識はとれません。上から見るのです。それは、神様レベルに到達することです。

一点のほち(1×10のマイナス23乗)という微小な高質量のものから現代の宇宙が始まっています。地球の引力だけでは、1mmしか空気層が存在できません。あなたが今生きているためには、神様は、36億7千万年かかって、太陽系、銀河系、全宇宙を作り、50kmもの空気層を作ってきました。

例え悩みがあろうとも、甲子園球場の端に、わずか1cmの穴が開いていてこれが問題であると気にしているようなものです。大きな溝をとったら、神の光が流れ込みます。

私『私の歩いた後には、いつも私と神様との2人分の足跡があった。でも私が一番苦しいときには、いつも1人分の足跡しかなかった。神よ。なぜ、私が一番苦しいとき、あなたは私を1人になさったのですか?』

神『1人分の足跡しかなかったのは、あなたが一番苦しいとき、いつも私はあなたを負ぶっていたからだよ』                                       聖書

永遠の今を生き、光を通すこと。自分は恵まれていると思って祈ると神に通じやすいのです。悲愴感をもたず、神様の愛があふれるようになるお祈りです。神様レベルに到達して、病気平癒祈願のりとをお祈りし、神様に預けるのです。暗闇に頭を突っ込む祈り方は駄目です。

『日に向かう者は照らされる  進む者はいたる  真に自己を知る者はまどわず』                                                                   「生きがいの探求」出口日出麿著

本当の祈りをするためには‥‥改心=絶対信仰になりきること

①汝の心に愛があること(お釈迦様)‥‥それは全ての存在の繁栄と幸福を願うこと。    

                                                                 ②我らに罪ある者を我らが許したるが如く、我らの罪をも許したまえ(キリスト)‥‥相手の苦悩に深き同情心がでる。憐れみの心を持つ。                  

③他人の繁栄、幸福を願い、他人の喜びを自己の喜びにできること。

④世界を見渡して、悪と思うことを、自分の心から除くこと。

⑤自身の不滅性、永遠性を自覚しなさい。(霊界の実在)

⑥人前で祈るな!隠徳を積め!影で人を助けなさい。右手でなしたことを左手に伝えるな。

⑦みけんの奥、百会の下、角孫の高さに松果腺=至聖所があり、そこからα脳波がでる。周りに問題が存在していても、α脳波をだして、自分を犯さない意識になる。アカシックレコード(めぐり、因果の記録、閻魔様の台帳)から自由になり、神意識に近づくと、問題が気にならなくなる。

毎年2月の節分の人型は、お祈りの仕方に沿った穢れを祓う幸せ祈願となります。

今回もコアなお話でした。午後からは、血圧降下薬を服用することによる身体への影響を、生理学的にまとめた講義を行い、11月の会は終了しました。(*^-^)

                                        

2011年10月24日 (月)

体質別医学会 10月

昨日、10月23日に、平成23年度6回目の体質別医学会が開催されました。

始めに、伴先生はある臨床例を紹介されました。

(臨床例1)

49歳の男性Aさん。昨年ネフローゼと診断される。担当医からは、入院してステロイドの点滴靜注をするしか治療法がなく、しないと大変なことになると宣告された。Aさんは、医療関係者で、ステロイドの点滴による副作用を認識されていたので、ステロイド治療を拒否し、以後、伴東洋治療院に通っている。

薬剤師のヤナガワ先生曰く、ステロイドは一日にごく微量しか分泌されないホルモンで、点滴で大量に靜注されると、もともと体内で分泌する器官の副腎が、紙のようにペラペラになり、一生ステロイドから離脱できなくなるのは医学的常識である。

Aさんは、空亡 申酉 支合 辰巳 もともと腸が弱い。桂枝加芍薬湯に枸枯子、芡実を加えた漢方薬がよく合う。暫く仕事を休んで治療に専念するように勤めた。

検査値 蓄尿中の蛋白は、治療開始時8g→5g→2g、血槳アルブミン2.1→2.5→3 (正常値4) 尿中蛋白(ウロペーパー)+4→+2 と徐々に正常値に回復された。

担当医は、漢方薬と鍼灸治療を受けていることをAさんから聞いてはいないと思われる。ステロイドを点滴せずに治っていくAさんに、「ありえないことだ!」と言った。

このAさんの臨床例に関しては、Aさん自身がステロイドでは治らないことを認識されていたこと、伴先生が絶対治ると信じていたことが、Aさんの回復に結びついたと説明され、そこから、「聖なる治療法則」についてのお話が始まりました。

(聖なる治療法則)

(臨床例2)

42歳の男性Bさん。医療機関で耳の近くに皮膚癌が見つかる。担当医は体内にも癌があるはずと言われ、身体中検査されるが発見されず。体内にはみつからなかったのにも関わらず、「絶対あるはず!」と、5回の3クール、2ヶ月間にわたって抗癌剤を投与される。3ヶ月後、身体中に癌細胞が発見され、しかもステージ4の末期と診断される。

抗癌剤は、細胞毒なので正常細胞も、癌細胞も攻撃します。細胞が死滅すれば、必ず組織は再生されます。DNA→RNAと複製されるとき、間違いが発生します。1日1兆個の細胞生成のうち、100万個は正常細胞でないものが発生し、1日5000個は癌細胞が発生するといわれています。通常、ナチュラルキラー細胞がこの癌細胞の増殖を阻止しています。腸内環境の悪化などが続くとこのNK細胞の活性が落ち、癌細胞の増殖を許してしまいますが、癌細胞が1cmに成長するのに、10年かかると言われています。

体内には癌細胞が無かった状態から、数ヶ月で3cmの癌ならびに全身に癌が発見されたとは、一体どういうことでしょうか?Bさんは、抗癌剤が最強の発癌剤であることを、伴先生から提言され、にわかには信じ難かったことでしょう。相談のみで、治療は受けられませんでした。

相談から2周間も経たないうちに、Bさんは伴東洋治療院に治療に通うようになりました。しかし、腹水、足の腫れ、肝臓の腫れ、痩せて背骨が極度に浮き出ているまでに悪化した状態です。食べると吐くとの訴えで、もう自分は駄目なのかと、気力も萎えてきてらっしゃいます。

そういうBさんをみて、伴先生まで、一瞬回復の希望を見失いそうになったのです。しかし、ここで、伴先生は港先生(癌治療の恩師)の言葉を思いだされました。

「癌患者は、治らないと不安に思っているし、医師も治らないと思っている。この状況で癌がなおるはずがない!」

ドーリル博士の「療法の真義」という著書には、形而上学的治療とあります。

東洋医学でいう精気神というものを東洋的霊学に言い換えると精は物質肉体。気は幽体(見える)。神は霊体と霊魂(見えない・人間の一番中心)。

患者自身が、病気そのものを面白くないと見ていたら治らない。治療家も、この病気しか治せないと思ったら、それしか治せない。病気をはずした状態をイメージできる治療家と患者でなければいけない。

汝の信じるが如き汝になるなり

病気を治そうとアクセクするより、与えられた状態に感謝するほうが、よほど治り易い。ここから、聖なる治療法則が生まれます。

一般に治療は、現れている症状を取り除くことのように思われる節がある。しかし、これでは複数の症状のある患者を治療する場合、症状に振り回され、挙句の果てにはドーゼ過多となり、無益な負担をかけることになる。

太古の昔、生物が発生した瞬間、病気が存在したであろうか。初めての人間が誕生した時、はたして病んでいただろうか。

人間は最初は心身ともに健康であったのである。時代が進む過程で本来の姿から逸脱し、種々の病が発生した。本来の人間の正常な状態に戻す=治って当たり前である。  以上体質別テキスト(はじめに)より抜粋

病気が発生する前、宇宙創世のときから、神の目からみることである。神の考えは積極・発展であり、否定はサタンの考えである。神の目からみたら、この世は天国、一時の苦は、こうなりたい自分に課題を与えられているのである。神の目から見れないのは、魂=玉に傷があってサタンに捕まれているから。神霊が止まって霊止(ヒト)となる。神の光が止まった状態が魂=玉である。玉は水晶玉のようにツルツルであるとサタンには捕まらない。「赤子の心にかえれ」「赤子の心とは傷のない水晶玉である」出口王仁三郎聖師

神が創った世の中よ 神が関せぬはずはない 良きも悪しきも人の目ぞ 神の目からは別物ぞ

神の目から見直して 神の仕組みを悟りなば この世はこのまま天国ぞ 魂の研きによりかけて 磨け磨け一切にこだわりなくなるその日まで 心に花が開くまで すべてに感謝ができるまで ああかんながらかんながら たまちはへませましませよ~。(* ̄ー ̄*)

〈便秘・遅便の対処〉

食事内容によって便の状態は変わります。菜食では、便は紙粘土様であり、肉食(蛋白質+脂肪)が加わると、油粘土様になり、腸内での停滞が長いと水分が抜けてカチカチ便になります。

伴東洋治療院では、椎間板ヘルニアの患者さんを多数完治させましたが、この腰椎ヘルニアの圧倒的原因は、便秘です。

夜更かしすると右大腰筋が緩み、甘い物、冷たい者の飲食で左大腰筋が緩みます。大腰筋の適切なトーンが腰椎の前弯に関係しています。便秘するとますます腰椎は後弯し、腰筋は硬くなり、腰椎の可動性は失われます。腰椎は構造上、前部が厚いので、前弯していてこそ椎間板に平均して圧力がかかりますが、腰椎が真っ直ぐ→後弯してくると圧力がかかりすぎて飛び出してしまうのです。飛び出した椎間板が脊髄神経を圧迫して痛みを引き起こします。便秘を治し、腰椎の前弯を戻し、ヘルニアテクニックで椎間板を椎骨間に戻すと、痛みは消失します。

伴先生の臨床経験では、お臍のあたりまでS字上結腸がきていて、ちょうど臍の左下、左大巨が瘀血点となっているとのことです。

(必要に応じて使う通便食品)

・パパイヤ酵素

腸内での脂肪分解、蛋白分解を行います。30~60cc飲んだあと、胃から小腸に早く促すために左手を挙げてもらい、その後右を下にして2分くらい寝てもらったあと、お腹を按腹します。カチカチのお腹が随分柔かくなります。そして、腎虚や、ヘルニアの場合は、臍の左右、滑肉門、天枢、大巨あたりを指で指圧(グリグリ)します。

・フラクトオリゴ糖

過去に抗生物質(医薬品、養殖魚、養豚、養鶏などの畜産品)をとっていた人で、腸内菌が減少している人が合いやすいです。また便秘していると腹部に熱があるので、冷たい物を過多に取ってしまいます。それで冷えていたらパパイヤ酵素は合わないので、オリゴ糖が合います。

・ビタミンCは、大量に飲むと大腸の蠕動運動を高め、お通じがでます。

・その他、ゲンノショウコ、ハブ茶、ビンロウジ、大腹皮などの生薬を組み合わせると、通便、整腸作用を促します。

(便秘の強い人の症状)

・首から上に症状→「首から上の薬」という商品が存在します。大黄(下剤)が入った丸錠です。季肋部より下が冷え、上が熱いような冷えのぼせがきついと呉茱萸湯が合います。

例‥‥頭痛、脳内充血、のぼせ、鼻詰まり、眼の症状、耳鳴り(腎虚からの耳鳴りは温清飲が合います)歯痛、頭のふけ、顔のニキビ。

便秘がない人は、冷たいものを飲んだり、身体が冷えると腹痛をおこしますが頭の症状はでません。

・肩こり

右肩こり→下行結腸での便の停滞

左肩こり→小腸・上行結腸での便の停滞

例えば右の弾発指では、対側の左の肩がこっています。つまり、上行結腸での便の停滞をとると治ります。東洋はり医学会のナソ治療では、対側の首の付け根あたりで、正中線側から、親指、示指、中指‥‥と対応して治療点とします。長野式では帯脈を使いますが、これも便秘の治療にもなってますね!(帯脈は冷え)

・腰痛

右腰痛→下行結腸  左腰痛→上行結腸  逆に出る。

 左支正は小腸の経穴で腰痛を一穴だけで治すときに使います。

・膝痛・大腿痛

前面右側→上行結腸   前面左側→下行結腸

その他、胃が弱っている。股関節の痛みは脾虚からもくる。右膝が痛いのは、寝不足、胃が悪い。左膝の痛みは甘い物、冷たい物の飲食。膝の前面の治療は、子午治療で、反対側の内関を使います。

・膝窩の痛み

右膝窩→下行結腸  左膝窩→上行結腸  

その他腎虚でなることが多いので、その場合京門が効く。

・肝臓の硬さ‥‥解毒のために負担がかかる。

・虫垂炎

日頃から、盲腸、上行結腸下部に便の停滞がある人が、極度に疲労したときなりやすい。

牛蒡(消炎、収斂作用)の卸汁、ぐい飲み(25~30ccくらい)を、1日3杯×3日続ける。効果は実証済み。伴先生のお父様は、手術なしで治りました。治療穴は、温溜、蘭尾穴あたりかな。

・婦人科疾患

子宮の上下左右は腸に囲まれているので、ウンコで圧迫されたらヒステtリーになるそうです。おおこわ!    (≧m≦)

生理不順、出産異常など。流産、死産、中絶が、さらに腸の動きを妨げます。

・自律神経の失調

精神緊張によって、腸の動きが妨げられる。

このあと、今年最後のビタミン講義が行われ、勉強会は終了しました。今月も盛りだくさんで深い話でしたね。(o^-^o)

2011年10月 3日 (月)

体質別医学会 9月

 2011年9月25日、平成23年度5回目の体質別医学会が開催されました。

〈人間は人間を治せない〉

東洋医学概論では、人を治療することについて、神(心)、気(エネルギー)、精(純物質)を治さないといけないと学びました。
桑原先生は、霊、力、体と表現されます。霊と体が合体したら力が生まれます。以前、伴東洋治療院では、第三土曜に、桑原先生から言霊学として学んでいました。人の言葉と、物質(C,H,Oなどの元素。元素をさらに分解したら原子核(陽子・中性子)、電子。さらに分解すると波動)の波動は同じであり、お祈りをすると神霊が入ってくるのです。現在、この言霊学は飛鳥学塾と改名して続けられています。

車が故障します。別の車がこの車を治せません。車を治すのは人間です。それと同様に、人間は同レベルの人間を治せません。治すのは、その上の存在、神様です。神様のお力を借りれるように、神様と近しい霊性を磨くことが治療に欠かせないと、体質別医学会では考えています。
変な宗教勧誘ではないですよ!( ̄ー+ ̄)

〈温熱のアイテム〉

陽熱性 主に、びわエキス、つわぶきエキス。
陰寒性 乾姜末(以前、体質別健康法では生姜を使用。しかし、生の生姜の性質は涼でかえって体を冷やす。→乾生姜は温→乾姜末は大熱で温める作用が強いため、現在は乾姜末を使用)
陰衰性 発汗させないでもぐさを使う。温香器。

〈びわエキスの作り方〉

用意するもの
容器ー陶器、ガラス、ホーロー。
びわ葉ー容器の4倍のかさの量
80%アルコール

作り方
①びわ葉を洗濯器で洗剤を入れて3時間洗う。(大気中の汚れや様々な物質が付着している)
 変色した葉は使わない。1時間すすぐ。

②容器に洗ったびわ葉を入れ、葉が完全に浸かるまでアルコールを注ぐ。

③蒸発しないように封をする。

④2~3週間でつけあがる。その間変色した葉はどんどん抜いていく。
 あげた葉をビニール袋に入れておくとエキスが袋の底に溜まるので捨てずに使ってください。

⑦葉をすべてあげた時点で出来上がりです。密閉容器に保管してください。

補足‥‥80%アルコールを使うのは、エタノールで脂溶性、水で水溶性の物質を抽出させるためです。

〈発汗してはいけないとき〉

温熱法で毛穴の掃除をし、毒素排泄するとは、水と油が混じったべとべとした汗をかくためです。消耗性疾患の人は、水のみのサラサラの汗をかき、汗をかくことで血液が減ることになるので、汗をかいてはいけません。
ちなみに、血液補充の治療として、長野式では、内間、三陰交の施灸。伴先生は、関元、膈兪、三里、中脘、章門などを使います。
ビタミンでは、骨髄で赤血球を作るためにビタミンB、鉄を肝臓から取り出して運ぶためにビタミンA(ほうれん草なら2kg必要)、ミネラル鉄の吸収には、ビタミンCが必要、相乗効果としてビタミンEもあがってきます。もちろん、プロテイン(蛋白質)も欠かせません。

1 少陽病は発汗を禁ずる。

 横隔膜から上は熱がこもり、下は冷えている状態。脈弦。
 伴先生は、関西鍼灸で講師を務めていますが、生徒のうち90%はこのタイプ。9%は脈沈細の虚証タイプ。健康人は1%?
 この少陽病タイプは、発汗させると、下半身の冷えがきつくなり、上半身がのぼせあがります。発汗させないで和法をとります。頭の熱をとり、お腹をぬくめ、季肋部の停滞をとる小柴胡湯が合います。
 とはいっても、現在は少陽病の人も、温熱10分(睡眠不足は8分)で、毛穴の掃除はします。

 温熱すると下半身が冷える人がいます。漢方薬を飲んで、温熱しても お腹が固い人には、ゴマ油を塗るとよい。これは、アーユルウ゛ェーダで使われている治療法。元気な人はオーラがあるが、寝不足している人はオーラ(衛気)がない。体を守るために油を塗る。
 また、化粧油をクレンジングという油で洗うように、皮脂で覆われている皮膚に油を塗ると、毛穴の掃除にも良い。

 補足‥‥脚を露出していると、足から血液が心臓に帰るとき、子宮とお腹を冷やす。子宮内膜が成長せず、受精卵が着床しないので、不妊症の人は、下半身の保温と口の温度以上の物の飲食を心がけること。

2 少陰病で脈細沈数は病が裏にある証であるから発汗を禁ずる。

 脈状が細とは、貧血、腎虚、寒いことを表す。沈は裏に病があることを表す。数脈とは熱を表す。(寒いと遅脈)
 単に寒いなら、陽虚。エナルギーがなくだるいなら気虚。気虚×気虚=陽虚。
 陰虚なら、脈細沈。陰が不足している。→脈細沈数は陰が不足状態が進んでいる。数が入ったらすでに陰虚火旺。→大脈は陰虚火旺。極端な陰不足のため、見かけ上の熱がある状態。大脈と洪脈はよく似ているが、洪脈は、陰がある状態で陽(熱)がある状態なので、全然違う。

 大脈と洪脈の見分け方は舌診。大脈は、紅舌、裂紋、無苔。洪脈は紅舌。

 その他‥‥咽喉が痛いときは照海のお灸が効く。
 少陰病の脈状としては、沈、細、濇、微がある。

3 亡陽の者は発汗を禁ずる。

 少陰病で、脈微、または脈濇は血液不足、エネルギー不足。
 芍薬甘草湯は、脈細、貧血の人の筋のひきつりに効く。

4 咽喉乾燥する者は発汗を禁ず。

5 淋家は発汗を禁ず。

6 瘡家(切創アル者)は発汗を禁ず。

7 亡血家は発汗を禁ず。(心臓衰弱者も)

 貧血の舌診は、舌が薄い、小さい。裂紋、無苔は陰虚です。
 ちなみに、白苔は冷え、熱が増えるにつれて、黄苔(胃炎、便秘)→茶苔→黒または緑苔と変化します。

余談‥伴東洋治療院の患者さんで乳癌オペ後の方が、以前通院していたクリニックでは、発汗療法を取り入れていると聞きました。ただ、遠赤外線か何かのドーム状のベッドに、癌などの難治性疾患の患者さんに、15分熱を加えることを義務づけているそうです。毛穴の掃除もせず、汗をかいてはいけない消耗性疾患の患者さんに、むりやり熱を加えては、生命エネルギーを奪う行為です。 発汗は、患者さんの病態によっては、命を奪うことを、伴先生は、過去30年の臨床経験から学び、この傷寒論 発汗の禁忌を抜粋し、推敲しました。

〈頭部に熱がこもるかどうかのチェック〉

びわは陰性、拡散の性質があり、びわをつけると毛穴が開き、中の熱がでてきます。びわで濡らさないと頭に熱がこもっているかどうかわかりません。冷たいびわエキスは、頭が熱い人には気持ちいいですが、熱くない人には不快です。ですから、テストとしては、温かいびわエキスをかけます。頭に熱がこもってない人は、頭が熱くならないですが、熱がこもっている人は、温かいびわエキス以上に頭が熱くなります。

頭の熱→脳に問題がある人‥精神科
                   パーキンソン病
                   頭部打撃    その他、便秘と毛穴のつまり

うつは頭に熱がこもっているタイプと、陰性=体がふにゃふにゃで動かないタイプと2通りある。

〈最近の患者さん〉

・過敏性腸炎‥‥新谷先生曰く、高蛋白質の取り過ぎ。肉・魚をやめたら治る。
 腸が弱い→ 栄養分が取れない。低蛋白質の植物性蛋白質中心の食生活に変え、ビタミン剤を摂取すると、夜が眠れるようになってきた。お腹が舟底状で硬かったのが、ふっくらしてきたそうです。

・素粒子治療‥‥ある癌患者さんが、選んだ最新の治療法。従来の放射線治療に比べ、癌細胞だけ、ピンポイントで攻撃する。しかし、例えば、肺で肺癌に照射した場合、癌は消えても肺線維症になる副作用が報告されている。それって‥‥?

・肺線維症学会‥‥西洋医学では不治の病で、死を待つだけと診断されている。今、伴東洋治療院では、九州から2名の肺線維症の患者さんが治療に来られていて、効果をあげている。助かる命を救うために肺線維症学会をたちあげなければならないと、伴先生は提案された。

午後のBさんのビタミン講義の後、子宮頚癌ワクチンの副作用についての報告がありました。アメリカで、ワクチン接種後の死亡者は102名、2万人以上に神経系の病気の副作用が報告されています。何故、日本の医療界では、副作用はないと断言し、この事実は公表されていないのでしょうか?(○゚ε゚○)

 

2011年7月30日 (土)

体質別医学会 7月

7月24日、平成23年度4回目の体質別医学会が、冷房なしの真夏日に開催されました。体質別医学会では、最初からエアコンは存在しません。節電のはしりですかね‥‥(○゚ε゚○)

前回に引き続いて、体質別健康法での体質の見方です。中滞性あらため陰寒性からです。

〈陰寒性体質〉

少陽病、ハ゛ァータ、風に例えられる。

・下半身が冷えて冷えのぼせ症。半表半裏。→季肋部の停滞をとって頭寒足熱にすると良い。小柴胡湯、半夏瀉心湯の症。なお、お腹の便秘が解消していないと、陽明病。(発汗しているのに解熱しない。熱源は便。)

cf 体力、気力、糞力といい、夜早く寝て、栄養をとると、便秘は解消される。子宮筋腫は、中医学では、瘀血であり、お通じをつけると治りやすい。

・甘い菓子(または果物)が大好物で皮膚がぷにゃぷにゃしている。               

        Na  K

生肉     1 : 6

果物     1 : 500 →K過剰になり、身体が冷える。→Naを離さない。

ちなみに、陽熱性体質の風邪は、太陽病の病位をとることが多く、葛根湯(頭痛、肩こり、汗は出ない→頚から上の症状)、麻黄湯(頭痛、発熱、手足の関節痛)の症。頚から上の症状は便秘も原因のひとつ。

・陰寒性体質の風邪は、腹部と脚の冷えを改善すると治りやすい。

・膝関節に水がたまる。伴漢方薬局では、不妊症の漢方薬でもある、当帰芍薬散をよく使います。補血活血の当帰、白芍、川芎と、利水(肺・脾胃・腎)の白朮・茯苓・沢瀉から構成されている。

冷えに対しては補陽剤(陽虚)、桂皮、乾姜を使う。気虚がひどくなると陽虚になる。

Q ビタミン剤で、膝関節を治すには?(Bさんに対して)

A 膝関節の正常な軟骨構成に欠かせないのが、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などのプロテオグリカン(糖蛋白)である。つまり、結合組織を生成するための材料として、蛋白質、ビタミンA、C、等は欠かせない。

ここで、朝一番に伴先生が話した臨床例。ある患者さん曰く、「骨棘ができやすい。膝が痛い」←甘い物、冷たいものの取り過ぎ。この患者さんに、セブンミネラル(身体に必要な微量元素)とマグネシウムリッチ(吸収される比率でのMgとCa剤)を服用してもらうと、痛みが取れたとのこと。ビタミン、ミネラルの効果はあなどるべからず!

・坂道や階段を上ると、すぐに息苦しくなる。

上半身が熱く、下半身が腎虚で冷えていると、心臓が働きすぎて、階段を上るとしんどい。下半身にゴマ油を塗ると良い。(アーユルウ゛ェーダ)ちなみに、少陽病(横膈膜から上は熱、下は冷えている)は発汗を禁ず。テキストP39

・大便の色は黄色に近く、においもさほど強くはない。→お腹が冷えている。

・ウサギの糞のようにコロコロとした大便が出る。→便秘していて腐敗し、熱やにおいがある状態。

・食欲が強い→腸壁に宿便がこびりついていて通過性が悪く、栄養が吸収できないので、食欲が増す。

〈BVMテストでの体質の見分け方〉

陽熱性はビワ、ツワブキが合います。

陰寒性は生姜が合い、塩が合いません。生姜も、塩も合うなら、陰衰性です。陰衰性は陽虚(気虚の二乗)と陰虚(血虚の二乗)と両方の病態があり、基本的に体液不足であり、温熱法は、ご法度です。しかし、肺線維症(単層扁平上皮を変える材料がない)のような、毒素排泄をしなければ治らない場合、陰衰性なら、陰寒性、陽熱性に引き上げる治療をします。10分程度の殆ど発汗させない治療だと、しんどくなく、安全です。

温熱マットの下は、2/3だけ温め、かぶせるマットは、お腹から下だけ温めます。

Q 体内に摂取された油性の化学薬品(食品添加物、農薬、環境ホルモン、医薬品etc)は全て便で排泄されるのか?

A カネミ油症の裁判で明確になったこと。油性の化学薬品は、全て便となって排泄されない。肝臓などの脂肪組織に蓄えられ、膵液、胆汁などで、腸に流れ、腸管循環を繰り返す。水溶性葉緑素(ササヘルス)のみが、腸管内で、油性化合物を捉えて、便として排泄する。または、皮膚組織の皮脂腺に化合物が溜まってきて、汗とともに排泄されるが、現代人は質の悪い油の取り過ぎで、毛穴が詰まって、排泄が妨げられている。

だから、温熱が欠かせないのですね!

この日の午前中のBさんの講義も、いつもにまして、大変有意義でした。炭水化物抜きのダイエットなど、いかに筋肉量を下げ、基礎代謝量を落としているかなどなど‥‥Bさんの希望により、企業秘密のためブログにはUPしません!DVDをご覧下さい!8月の体質別はお休みです!9月の末には猛暑も去ってるといいのですが‥‥(* ̄ー ̄*)    

   

 

 

2011年7月11日 (月)

体質別医学会 6月

6月26日、体質別医学会6月が行われました。突然の猛暑への突入による夏ばて気味であったのと、余暇が不足していまして、3週間遅れてのレポートとなります。(。・w・。 )

午前中は、先月に引き続きまして、正しい健康情報だけを提供することをお仕事となさっているBさんの講義でした。

<サプリメントについて>

サプリメントとは、主に3つの目的のために摂取するものである。すなわち、生きることに必要、身体の内で作れない、食事では足りない。

例えば、飲むヒアルロン酸。ヒアルロン酸は、人間の結合組織、皮膚、軟骨、滑液に存在します。特に、正常な関節の動きには、関節液に高濃度のヒアルロン酸が含まれていることが条件とされます。

ヒアルロン酸は、グルクロン酸とN-アセチルーD-グルコサミンがβー1、3結合したものがそれぞれβー1、4ー高分子結合したムコ多糖です。

糖質は消化酵素によって分解され、小腸から単糖類、主として六炭糖(グルコース、フルクトース、マンノース、ガラクトース)となって吸収されるので、ムコ多糖のような大きな分子量の物質がそのまま吸収されることは有り得ません。

しかし、人間を含めて、このβ結合を切る酵素を持っている生物は存在しないのです。また、N-アセチルーD-グルコサミンの2位に結合しているN-アセチル基からアンモニア(NH3)が生成され、肝臓で処理しなけらばいけない=肝臓に余分な負担をかける可能性が増加します。

というわけで、人間にとって何が本当に必要か?となると、

酸素、水、ビタミン(ビタミンKを除く12種類)、ミネラル(24種類あるがそのうち食事でとる必要なものは9種類)、炭水化物(主にブドウ糖)、脂肪(主にリノール酸)、蛋白質(アミノ酸9種類)

Bさんは、蛋白質が重要な栄養素であることから、蛋白質をより効率良く摂取するために、動物性蛋白質(牛肉、豚肉、鶏肉など)を食べることを、推奨しています。

しかし、体質別医学の従来の立場としては、動物性食品は、植物性食品より重金属、環境ホルモン、抗生物質、農薬などの化学薬品の汚染が多く、また腸内環境を悪化して免疫力を弱めることから、特に癌や難治性の疾患の人には、できるだけ植物性蛋白質を中心とする食事の改善が、完治には欠かせないとしています。

事実、大腸癌の増加に関しては、肉類、乳製品の摂取の増加と一致すると、医学会も認めています。(体質別では、全ての癌疾患、難病に関係するという立場です。ただ、難病ではない陰衰性の人は、魚介類や卵などの陽性食品を取るように推奨しています。)

Bさんとは、しばし肉食の是非について、軽く論争となりました。Bさん自身も、肉食は腸内環境にとって若干良くないと、認めています。だから、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖を摂取しながら、肉食を推奨されました。オリゴ糖を摂取していれば、宿便もなく、腸内環境を良く保ち、全く問題ないという考えです。

しばらく論争が続きましたが、いずれにせよ、体質別会員が圧倒的多数ですので、紳士的に集束しました。いろいろ意見はありますが、癌や難病を含め、患者さんが治る臨床体験を通して、自分で判断するしかないですね。

その他、草食動物で有名な牛は、大量の草を食べるが、4つある胃の3つの胃の中で、食べた草の中、たくさんの細菌を飼っていて、乳酸、絡酸を作っている(後腸発酵)という話。エスキモーの話など盛りだくさんでした。詳しくはDVD をご覧下さい。

〈スライド実習〉

午後から、スライドでいくつかの疾患の人の皮膚を見ました。正常な皮膚の状態とは、光っていない、肌めが細かい、毛の根元が着色していない状態です。

汗腺は、人間の立派な排泄組織で、重金属やダイオキシンなどの油に溶ける化学物質は皮脂腺に集まり、皮脂と汗が混じって排泄されます。しかし、質の悪い油(酸化油)を取ると皮脂腺で、更に酸化して着色してきます。そして最終的に毛穴を詰まらせてしまいます。

皮膚は内臓の鏡。皮膚にできものがでている人は腸内にポリープなどができていたりします。

・アトピー性皮膚炎

肌めがつぶれている。光ってくる。着色してくる。毛がうずもれてくる。体毛が少なくなる。汗がでにくくなる。→「暑い暑い!」

・血腫、ホクロ→肝臓が悪い。または、便秘している。

・強皮症←子供の時、インスタントラーメン、大人になってトロばかり食べていた。

・肺線維症

最近、九州から肺線維症の患者さんが治療に訪れています。肺線維症とは、簡単に言うと、肺の細胞が新陳代謝しなくなって線維化し、酸素と二酸化炭素の交換という大切な働きができなくなり、呼吸ができなくなる=生きてはいけなくなる病気です。西洋医学では治療法がなく、この患者さんは、医師から治らないと診断されました。

この患者さんの娘さんが、1ヶ月もかけてインターネットで検索し、ようやく伴東洋治療院の肺線維症臨床例を探しあて、わらにもすがる思いで家族で来院されました。インターネットのHPで、肺線維症の完治例をレントゲン写真付きで公開している治療院は他にはなかったそうです。(検索で上位にあがるシステムなんてつけてないからねぇ‥‥)

この患者さんのレントゲン写真を伴先生が見て、かつて完治した人より軽症なので、「体質別医学の治療法で、絶対に治る!」と断言しました。執念で探しだした娘さんは、さぞ喜んだことでしょう。

〈アーユルウ゜ェーダの脈診〉

体質別の陽熱性と、ピッタが対応する。ピッタは、カエルのような脈。火。食欲旺盛で食べ過ぎて体をこわす。生野菜が良い。

陰寒性とウ゜ァータが対応する。ウ゜ァータは蛇のような脈。下半身が冷え、上半身は熱がこもる。

陰衰性とカパが対応する。カパは白鳥のような脈。細。ぽちゃぽちゃと女性らしい体。発散不足。お腹温めて肩を発散させると楽になる。

六部定位脈診でいうところの寸関尺の位置とはずれる。尺中に示指をあて、中指、薬指と順にあてる。示指がウ゜ァータ、中指がピッタ、薬指がカパをあらわす。

・風邪をひくとき

例えば、インフルエンザに罹患したとき、ウイルスと戦うために免疫力を上げる=発熱する。そのとき、いたずらに解熱剤を服用するとインフルエンザ脳症にかかるというデータが、日本と台湾で圧倒的に多いという怖い話。

Bさんは、子供が熱を出しても、40℃をこえたら解熱剤を半分あたえるくらいで、ぎりぎりまで薬を服用させないそうです。

そういうとき、頭には豆腐湿布、胸にはキャベツ湿布が有効と紹介されました。また子供は便秘すると熱を出すので、浣腸してお通じを出すのも有効。口から冷たいものを飲ませる。etc

板藍根は、細菌、ウイルスの風邪には効果あり。腎虚、寝不足の風邪には効きません。(どうりで、私の2月の風邪には効かなかったのか!)

その他、不妊症にはビタミンE、Cが良い。日本酒、ワインや、蒸留酒、ウイスキー、焼酎、ビールの違い。砂漠地帯に住む人は冷たい物は飲まない。など、体質別健康法での体質の見分け方に沿っての説明が続きました。もう、まとめるの限界!ヽ(*≧ε≦*)φ

・子宮内膜症

鼠頚部の痛みがでていること多し。活血化瘀剤で、痛みは減少する。股関節は脾を意味し、原因は胃腸か、骨盤内臓を疑うべし。

3週間遅れのレポートを終わります。やれやれ、もう2周間で7月の体質別です。(◎´∀`)ノ

2011年5月23日 (月)

体質別医学会 5月

5月22日に、平成23年度2回目の体質別医学会が開催されました。

午前中は、生化学の勉強会でお世話になっているBさんが招かれ、今月から検査数値についての講義が始まりました。

〈検査数値について〉

TP(総蛋白)

正常値は6.7~8.3g/dl。アルブミンとグロブリンを足した値。

・ALB(アルブミン)

体蛋白消耗の補充、つまり身体を作る源。遊離脂肪酸の運搬。(血管の内壁は脂質でできているので、遊離脂肪酸が裸のまま血管をながれると、血管壁をくっつけて破壊してしまいます。そうならないように、アルブミン(一部グロブリン)は脂分子をくるみ、LDL(低分子リポ蛋白)やHDL(高分子リポ蛋白)を構成しています。

・GLB(グロブリン)

グロブリンも、血管の中で脂分子をくるみ、リポ蛋白を構成しています。コレステロールはグロブリンの中のひとつなのです。グロブリンは主に免疫機能に関与しています。

ALB(4.5)+GLB(3.0)=TP(7.5) と ALB(3.9)+GLB(3.6)=TP(7.5) ではどちらもTPが正常範囲値ですが、後者(ALBが低い)のほうが、風邪などで免疫機能を担うGLBが増加した場合で、体力が低下した状態なのです。

体細胞をつくり、血液やホルモンなどのありとあらゆる物質を作る蛋白の値を、重要視します。

Hb(ヘモグロビン)

男性 13.5~17.6g/dl  女性 11.3~15.2g/dl  

HbA1cは、糖尿病の指標となる数値で、正常値は5.1~5.9です。つまり、Hbの値が12で、HbA1c=10なら、12-1.2=10.8しかHbとして機能しないということです。

甘い物の過食は血液を傷めるっちゅうことね!(*≧m≦*)

Plt(血小板)   

血液凝固因子。つまり出血を止める。成人の血液総量は4~5ℓ。成人の毛細血管をつないだら、地球2周半(約10万km)あり、様々な場所で毛細血管が日々壊れています。出血しても、止血するから生きていけるわけで、とりわけ表面に現れない内臓の出血をとめるためにもPltは重要。肝臓や脾臓の機能が低下すると、Pltは低下します。

ChoE(コリンエステラーゼ)

コリンエステルをコリンと酢酸に分解する酵素 肝機能が低下すると低下する。

Tcho(コレステロール)

細胞膜や神経の膜構造の重要な構成成分。胆汁の材料。前駆体はV.Dの材料。ミトコンドリアでの電子伝達系の主要補酵素ユビキノン(CoQ10)合成要素。

一般内科医の浜六郎氏は、コレステロールが低い人ほど癌になりやすく、高ければ高いほど長生きしていると、世間では悪玉とさげすまれているコレステロールを擁護しています。『下げたら、あかん!コレステロールと血圧』

何故、放射線を浴びると癌になりやすいのか?

それは、放射線が遺伝子DNAを傷つけるからです。

人間は、生きているかぎり、1日1兆個の細胞を、遺伝子DNAで複製して生成しています。そのうち、100万回に1個は誤って正常細胞でないものが発生しています。つまり、1日100万個は間違った遺伝子の細胞が発生することになります。放射線を浴びると、遺伝子が傷つけられる頻度が高くなり、間違った複製が多くなるわけです。健康な免疫機能があれば、異常細胞は末梢されますが、免疫機能の低下により、末梢をまぬかれた異常細胞が、年月を経て癌へと成長することになります。

なお、コレステロールが足りない人は、何回も作りかえないと駄目なので、DNA複製の回数が増え、異常細胞を生成してしまう率が高くなるというのが、コレステロールが少ない人が癌になりやすいという理由です。

大櫛陽一・東海大医学部教授は、脳卒中で入院した患者約4万8000人について、高脂血症の有無と入院中の死亡率を分析した結果、脳梗塞では、高脂血症でない人の死亡率は約5,5%、高脂血症の人は約2,4%。脳内出血では、高脂血症でない人の死亡率13.4%、高脂血症の人は6.3%。クモ膜下出血では、高脂血症でない人の死亡率は約17.3%で、高脂血症の人は6.3%と約3分の1だった。(社団法人「日本脳卒中協会」)

大櫛教授は「コレステロールは血管の材料になるので、高いほうが血管の状態がよかったのだろう」と話しておられます。  

コレステロールはアセチルCoAからV.Cを使って合成されます。

コレステロールの合成を阻害するHMG-CoA還元酵素阻害薬は、高脂血症と診断された人に一般に処方されています。この薬を服用して寝たきりになった福田実さんは、国と医薬品機構に副作用の認定を拒否され、提訴し、勝訴されました。(『私は薬に殺される』福田実)この方の場合は、薬を服用するだけでなくまじめに運動されたので余計に細胞を壊し、コレステロールによる修復が不足して横紋筋融解症を発症したのではないかということでした。

〈癌の病理検査〉

海外の病理医は、ある腫瘍が、別の場所に移動して増えていたら、悪性と診断される。

日本の病理医は人相で悪性と診断する率が少なくない。

胃癌の細胞としての標本35個に対して、アメリカ、カナダ、フィンランド、ドイツの病理医は20%が悪性と診断したのに対して、日本の名だたる大学病院の病理医は、80%が悪性と診断された。

乳癌と診断された女性が、5箇所の医療機関を受診したが、悪性、良性を含め全ての診断結果が違ったことを話され、くれぐれもセカンドどころか、命にかかわる病気ならできるだけ多くの医療機関を受診しなければならないということでした。

アメリカでは、癌治療に対して戦ってはならないとする治療方針が主流になってきています。抗癌剤で多臓器不全を起こして死にいたる経過があまりにも多いからです。

日本でも「癌の縮小」より、患者さんのQOLと長く生きることを第一の目標とする医療機関があるそうです。『e-クリニック』

午後からは体質別健康法です。

〈アーユルウ゜ェーダの脈診〉

六部定位脈診でいうところの尺中の部位に示指をあてて寸関尺と診る。

ウ゜ァータ

肝系統 風 蛇のような脈→弦脈に近い?

ピッタ

心系統 火 蛙のようにピョンピョンはねる脈 食欲旺盛 

カパ

腎系統 水 白鳥や静かな湖のような脈

アーユルウ゜ェーダでは「お通じをつけないで治るはずがない」と言われます。

カパの脈の人は静かで細沈=腎虚になりやすい。このタイプの人に合う漢方薬として2種類あげられます。ひとつは桂枝湯系統。つまり体液はあるが熱が足りない場合、桂枝湯、真武湯、附子湯、生姜湯(生の生姜のジンゲオールでなく、乾燥したショウガオールのほうね!)などのような温めるもの。もうひとつは、体液も熱も足りない場合の補血・滋陰剤。補血は当帰、芍薬。滋陰は地黄、麦門冬、天門冬。

このタイプの人は、体質別健康法では陰衰性体質(陰虚性体質では、中医学の陰虚と混同しやすいため、陰衰性体質と改めます)にあたり、発汗してはいけない。

発汗してはいけないとき

少陽病、少陰病、亡陽の者、咽喉乾燥する者、淋家、瘡家、亡血家は発汗を禁ず。

続いて陰衰性体質の表の説明が続きました。度の強いアルコール=蒸留酒が嫌いというのは、理気剤(香附子、紫蘇、陳皮)のように作用するからです。血液の中から、流すエネルギーを引き出すから、体液(血液)不足の人に使うと消耗します。

膀胱炎になりやすい。膀胱炎のときはお風呂は駄目で、足湯でも、温もる程度で、発汗は避けます。竜胆潟肝湯(腎虚を治し炎症を取る)が劇的に効きます!ツボでいうと照海。任脈(冷えている)がでてたら列欠。任脈の人は恥骨が冷えています。陰交が痛いか硬く、寸口がはれているほうの列欠を押さえると、陰交の痛みはとれます。

〈発汗治療法〉

体質別健康法の根幹である、発汗治療についての補足説明。

汗をかく皮膚組織は全身の16%を占める立派な臓器であり、発汗は、体内の老廃物や有害物質を排泄する、身体の掃除機能である。大気汚染、農薬、食品添加物、環境ホルモンなどの化学物質は多くは脂溶性の毒素であり、水溶性葉緑素(ササヘルス)があれば、お通じで体外へ排泄されるが、なかったら腸肝循環を繰り返し、お通じからは排泄されない。皮脂腺から排泄されるべく、皮膚に蓄積され、毛穴が酸化脂で詰まっている場合はアトピーなどの様々な皮膚疾患の原因となる。(普通の野菜は脂溶性葉緑素)

最後に実技。アーユルウ゜ェーダの脈診も交えて、漢方薬や治療穴を決めて、M先生の硬い腰やお腹が劇的に柔かくなり、勉強になりました。

ほんまに内容濃い一日でした。(* ̄ー ̄*)

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